フェアなプレイを: ブースティングやその他のスマーフィングへの対策

要約:

パッチ13.01ではスマーフィング対策を一層強化。検知ツールをアップデートして、ブースティングやウィントレード、ストリームスナイピングなど、ランクの正当性を損なうような行為を正確に検知してペナルティーを科します。特に悪質な違反者から対策をはじめ、今後も継続して対象の拡大をしていきます。違反が確認された場合、コンペティティブの公平性を保つために、アカウントの停止、ランクやMMRの差し戻し、ランク報酬の取り消しなどの措置が行われる可能性があります。

ライアットゲームズは、最高のゲームとは真の公平性の上にこそ成り立つものだと信じています。

「トップレベルの熾烈な競争が繰り広げられるタクティカルシューター」こそが、VALORANT開発当初から私たちが目指してきたものなのです。VALORANTの人気が高まっていくにつれて、何百万人ものプレイヤーがコンペティティブで競い合い、腕前を高め合う姿を目の当たりにし、その目標が実現してきていることを実感しました。まさに、VALORANTの最高の姿を皆さんが形にしてくださったのです。

しかし、プレイ人口が増えていくにつれて、成長に伴うデメリットも目につくようになりました。プレイヤーの数が増えるということは、他のプレイヤーの体験を損なうような迷惑行為も高度化・多様化していくことを意味するのです。

突き詰めて言えば、私たちが目指すものは実にシンプル。「誰もが楽しくて公平な試合に参加できるべきだ」ということだけなのです。

私たちにとっての「楽しくて公平な試合」というのは、プレイヤー全員が等しく、競い合う機会、成長する機会、試合で起きたことに基づいて勝利する機会を十分得ること。各プレイヤーが自分の腕前を磨くことに集中でき、迷惑行為に悩まされることがないこと。

今年、私たちはこのことをライアットゲームズ コミュニティー行動規範として明文化し、すべてのプレイヤーに向けて示しました。それが、「勝利のためにプレイ。フェアにプレイ。敬意を持ってプレイ。それができないなら、ここはあなたに合わない場所です」という文言です。

今日は、この中でも2つ目の文言「フェアにプレイ」についてお話します。

フェアにプレイするとは?

フェアにプレイするというのは、品位を保って競争するということです。言い換えれば、チート、ランク操作、ウィントレード、八百長、その他試合に参加しているプレイヤーの体験を損なうようなあらゆる組織的行動をしないということです。

これが重要なのは、VALORANTとは「プレイヤーとして腕前を磨くために何ができるか」、「どうすればより上手くなれるか」、「次こそは勝つためにどうすればいいか」といったことを毎試合考えて上を目指すことで一番楽しむことができるゲームだからです。

プレイヤーたちがランクを操作し、意図的に勝利を融通し、特定のキューを狙い撃ちにし、それ以外でも何らかの方法で競技の正当性を損なってしまえば、本来の楽しみを味わえなくなってしまいます。プレイヤー自身の判断力、プレイの腕前、仲間との連携、チームプレイなどによる勝敗ではないからです。勝敗を決めるものが、「一緒に試合したプレイヤーは誰か?」、「このロビーはバランスが取れているのか?」、「自分に真っ当な勝ち目はあったのか?」に変わってしまうのです。

簡単に言ってしまえば、VALORANTにおいて迷惑行為は一切許容されず、もしプレイヤーがそういう行為に関わった場合、ペナルティーが科されるということです。ここで一旦、「迷惑行為」に当たるのはどういう行為なのか、定義を再確認してみましょう。

ブースティング

スマーフィングについては多くの不満の声が届いていますが、実際にはプレイヤーの皆さんが体験して「スマーフィング」と呼んでいる行為は、ランクを操作するための様々に異なる複数の行為から構成されたものです。そのうちの一つが、ブースティングです。

ブースティングとはスマーフィングの一種で、あるプレイヤーがメインのアカウントより低いランクのアカウントを用いて、そのアカウントや同じチームにいたアカウントのレベルをつり上げる行為のことです。

ブースティングに該当し、ペナルティーの対象になる行為の定義には以下のようなものがあります。

  • ブースター: 不公平なランク吊り上げを助けるプレイヤーやサービスのことです。多くの場合、高い技量を持つプレイヤーが本来のアカウントとは別のアカウントを用いて、操作された状況でプレイする、または技量を悪用したり他のプレイヤーと共謀したりして、本来得るべきランク以外のランクを得ることを指します。
  • ブースティー: 不公平な利益を得るアカウントのことです。ブースターのサービスにお金を支払う人、自分のアカウントを他人に使わせる人、不当にランクを吊り上げるための試合だと知りながらそうした試合に参加する人などが該当します。
  • ヒッチハイカー: ブースティーと一緒にキューに参加して利益を得るプレイヤーのことです。ブーストされるのがメインのアカウントでなくとも該当します。

絶えず続くスマーフィングとの戦いの一環として、ブースターやそれに関連する行為をより精密に検知できる新たなシステムを本日リリースします。これは昨年、「リーグ・オブ・レジェンド」でリリースして上手く機能しているシステムであり、通常のプレイと、不当な共謀してのプレイとを見分けることが可能なシステムです。

誤解を生まないように改めて強調しておきます。この項目は、フレンドと一緒にプレイすることを禁止したり、防いだりするためのものではありません。私たちが対象にしているのは、競技の公平性を損なうような行為のパターンです。通常通りの方法で勝利を目指してプレイしている場合に、フレンドと一緒にキューすることはまったく問題ありません。

ウィントレード

ウィントレードは許容できない行動です。

ウィントレードとは、実際に競争・競い合うのではなく、複数のプレイヤーで共謀して試合の結果に影響を与える、チート行為の一種です。これには、故意に負ける、敵チームのプレイヤーと共謀するなどの行為のほか、ランクや報酬、ステータス、その他あらゆる利益のためにわざと勝ちを譲るといった行為が含まれます。

リーダーボードは、純粋に腕前を反映したものでなければなりません。ウィントレードは、本来リーダーボード上で注目を集めるはずだった誰かの活躍を否定する行為です。

そうした行為をより確実に特定できるように、検知ツールのアップデートを行ってきました。より確実になったことで今まで以上に迅速にウィントレードにペナルティーを科せるようになったので、今後も厳格な対応を続けていきます。

ストリームスナイピング 

ストリームスナイピングもまた、許容できない行為です。

ストリームスナイピングとは、誰かが生配信している映像やコンテンツを悪用して、試合に関する情報を不正に得たり、配信者を標的にしたり、妨害したり、操ったりする行為です。

VALORANTのコミュニティーでは多くのクリエイターが活躍しており、プレイヤーの皆さんにはゲームの配信や観戦を自由に楽しんでもらいたいと思っています。そうした配信映像などを悪用して試合の公平性を損なうのは、一線を越えた行為です。こうした行為を見つけ出すためにツールのアップデートを行っており、違反が確認され次第、ペナルティーを科すようにしています。

プレイヤーに科されるペナルティーとは?

こうした行為が行われている可能性が高いと判断されたケースでは、ブースターやブースティー、ヒッチハイカーなど、関係するアカウントにペナルティーを科す場合があります。実際に科されるペナルティーは行為の深刻度や繰り返しの頻度によっても異なりますが、具体的には以下のようなものが含まれます。

  • アカウントの停止
  • ランクの差し戻し: RRとMMRがブースティングを行う前の状態に戻ります
    • ランク操作に関与したプレイヤーと一緒にキューに参加して不正にランクを上げたヒッチハイカーも、ランク差し戻しの対象になる場合があります
  • 報酬の差し戻し: 操作されたランクに関係する報酬の差し戻し
  • 繰り返し深刻な違反を行うアカウントは、永久にアカウント停止を科す場合があります

もちろん、ランクマッチの公平性に関するペナルティーは慎重に科す必要があります。だからこそ、繰り返し現れるパターンや強力な証拠を確認できるまで、対応する措置を行わないようにしているのです。ゲーム内の報告機能を使って「ランク操作」のカテゴリーでブースターを報告していただくことも、私たちがより多くのデータを集めることにつながるため非常に有効です。

報告者や目撃者のフィードバック機能にもアップデートを行ったため、ランク操作でペナルティーを科されたプレイヤーについては直接報告が届くようになります。

通常のプレイとカウントされるものは?

改めて確認しておきますが、VALORANTをどのようにプレイするかの方針は一切変更されていません。今回違反行為の検知ツールをアップデートしたのに合わせて、皆さんにもう一度こうした内容を思い出していただくためにこうした記事を公開しました。VALORANTは5人チームでプレイしたときに最もその魅力を味わってもらえるゲームであり、そのためにフレンドと一緒にプレイすることは推奨されています。

以下のような行為は、それ自体は問題なく認められています。

  • フレンドたち5人でチームを組む。全員が異なるランクでも問題ありません
  • 初心者のフレンドがゲームに慣れるように手を貸す
  • 自分で作って自分でレベル上げをした別のアカウントでプレイする
  • 試合で上手く成果を出せない、またはAct全体で成果を出せない。ある試合でトップの成績を出し、次の試合では最下位の成績になるというのは、コンペティティブの試合ではごく普通のことです
  • 試合で非常に好成績の結果を連続で出す。時に絶好調な時があるのもごく普通のことです
  • 自分自身でプレイをしており、アカウントの共有を行っておらず、より難易度の低いロビーでプレイするために意図的にランクを下げておらず、自分自身や誰かの利益のために迷惑行為やランクの操作を行っていなければ、問題ありません

以下のような行為は、認められません。

  • アカウントの共有 
  • アカウントの購入
  • アカウントの貸し借り
  • アカウントの窃盗
  • 何らかの手段による意図的なランク下げ
  • 上記のいずれかの行為に関係したプレイヤーとのキュー参加

突き詰めていえば、試合が始まる前から試合結果が操作されている場合、それはVALORANTの競争の精神に反するということです。自分自身のアカウントだけでプレイしましょう。

今後の予定

私たちが掲げる基準はシンプル。

勝利のためにプレイ。フェアにプレイ。敬意を持ってプレイ。それができないなら、ここはあなたに合わない場所です。

フェアにプレイするというのは単にルールだというだけではなく、競技性のあるゲームをプレイする根本的な理由でもあります。フェアにプレイするからこそ、勝利したときに達成感を覚え、負けた時には次に生かそうと思い、上を目指して努力することに意味があると感じられるのです。

VALORANTは競技性のあるゲームであり、今後もその根幹は変えずにいたいと思っています。

もしあなたが競争し、腕を磨き、上を目指したいと思っているプレイヤーなら、ぜひオンラインでお会いしましょう。

もしあなたが誰かのプレイ体験を損なうためにプレイしているなら、私たちは措置を講じます。フェアにプレイできない人は、VALORANTには向いていません。