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VALORANTのプレイヤー行動検出およびペナルティーの最新情報

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皆さん、こんにちは!

VALORANTのソーシャル&プレイヤーダイナミクスチーム(S&PD)を率いている、プロデューサーの“Riot necrotix”ことSaraと、ストラテジストの“Riot aeneia”ことLeaです。

私たちのチームはゲーム内のあらゆるソーシャル機能を担当しており、他のチームと協力してプレイヤー行動に関係する問題に対応しています。昨年、私たちは他のプレイヤーから受けるネガティブなゲーム体験に対処していくことをお約束しました。

今回は、長らくお待たせしていた最新情報をお届けします──皆さんから寄せられたすべてのフィードバックを真摯に受け止めながら作業を進め、ようやく自信を持って発表できる段階となりました。

まず始めに、周知の事実を認めておきたいと思います──私たちがやるべきことは、まだまだ大量に残されています。今回の変更は始まりにすぎず、これから何ヵ月、何年にも渡って私たちが導入を続けていく機能の基礎となります。作業を続けてきた私たちと同じくらい、皆さんにも歓迎してもらえるように願っています。

それでは本題に入りましょう。


AFK(導入予定パッチ:2.04)

この数ヵ月間、私たちはプレイヤーの不満点となっているAFK(離席行為)への対処に力を注いできました。一人がAFKになるだけでも試合の流れは変わってしまい、勝つためには2倍頑張る必要があると考えるだけで気持ちが萎えてしまいます。私たちはVALORANTで試合中および試合開始前のAFKを確実に減らせる機能の開発を行ってきました。

AFKタイプの行動を検出する改良版システムを導入します。

以前のシステムにはいくつか抜け穴があり、一部のプレイヤーがお咎めなしでいるのを見るのは悔しいものでした。これらの抜け穴を塞ぎ、今後はこの検出範囲を拡大して、その他のタイプの迷惑行為や消極的プレイにも対処できるようにします。

(この詳細について触れることはできませんが、システムは大幅に改善されています。ゲーム内で新たなタイプの抜け穴が見つかっても対処できるよう、今後も改良を続けていきます)

AFKに対するペナルティーのシステムを全面的に見直しました。

同じようなペナルティーを“その都度”与えるのはやめて、アカウント上の行動を時間をかけて追跡するようにします。これにより、「なんか今日はネット回線がおかしい!」という状況では、ペナルティーが付与されるにしても、あまり厳しいものにはなりません。

逆に、ゲームを頻繁に途中退出していると…重い裁きの鉄槌が下されます。つまり、今後は様々な要因を考慮して、程度の異なるペナルティーが与えられるというわけです。

ペナルティーの内容は以下のようになっています。

  • 警告
  • AFKが行われた試合でのXP剥奪(AFKファーマーの皆さん、さようなら!)
  • 試合開始前に退出した場合は、ランクレーティングが少し低下
  • 試合中にAFKした場合は、ランクレーティングが低下(パッチ2.03)
  • 対戦制限が増加
  • ランクマッチへの参加禁止
  • VALORANTへのアクセス禁止(これはAFKがしつこく何度も繰り返された場合のみです)

簡単にまとめると、AFKの検出精度およびAFKへの対応力がレベルアップしたということです。皆さんの元にお届けできる日が今から待ちきれません。

悪意のあるチャット(導入予定パッチ:2.04)

しばらく音沙汰がない状態が続いていましたが、これには理由があります。私たちはAFKだけでなく、ゲーム内における他プレイヤーとのコミュニケーションを改善する作業にも集中して取り組んでいました。

“一律のチャットペナルティー”とはお別れです。これまでに、テキストでの悪意ある言葉を11の言語に渡って管理し、テキストベースの違反に対するペナルティーシステムを改善しています。システムの細かな検出精度が向上しており、違反の頻度と程度の両方を考慮してペナルティーが重くなっていきます。

ペナルティーの内容は以下のようになっています。

  • 警告
  • チャット禁止
  • チャット禁止期間の延長
  • ランクマッチ利用禁止
  • ゲームへのアクセス禁止
  • ゲームへのアクセス禁止期間の延長

(注意:暫定的にパッチ2.04で導入予定ですが、チャット禁止措置を受けているプレイヤーはコンペティティブの利用が禁止されます)

あらためて、ここでハッキリさせておきましょう──暴力、脅迫、特定の人物を標的とした嫌がらせは、VALORANTにおいて一切容認されません。こうした行為による違反は“許容なし”のカテゴリーとなっており、ゲームへのアクセス禁止措置が取られます。

ひとつ気を付けていただきたいのですが、VALORANTのテキスト検証システムは言い争いを始めたのが誰なのかを判別できません。あなたがチャットで酷い言葉を使っていることが検出されたら、言い争いを始めたのが誰であろうと、あなたにフラグが立てられます。誰かから言葉による嫌がらせを受けたとしても、決して言い返したり、相手の言葉を繰り返したりしないでください。悪意のある誰かのせいで、あなたにペナルティーを受けてもらいたくはありません。

報告者へのフィードバック(導入予定パッチ:2.05)

上記のものに加えて、自分が送った報告に対してフィードバックを受け取れるようになります。この機能は、報告内容をもとにペナルティー措置が取られた場合に、通知を受け取れるというものです。

報告を送信しても、措置が取られたのかどうかはもちろん、それがちゃんと審査されたのかどうかすら分からないようではフラストレーションになります。もちろん報告はちゃんと審査していますし、私たちにとって報告はとても重要なものです—皆さんが体験した内容を詳細に把握するうえで、報告は不可欠なのです。この機能のバージョン1では、フィードバックを受け取るにはゲームクライアントにログインする必要がありますが、いずれはゲーム外で通知を受け取れるようにする予定です。

私たちはプレイヤーの皆さんと同じく、こうした問題を解決すべき重要事項と捉えています。そして、私たちは悪意のあるプレイヤーをゲームから締め出すことをためらいはしません。長い道のりではありますが、誰もに最高のソーシャル体験をしてもらえるよう、VALORANTを皆さんと一緒に作り上げていければと思います。

今後について

こうした検出機能(およびそれに関連するペナルティー)は、いずれボイスチャットにも適用されるようになります。その技術が導入されるまでの間は、悪意あるプレイヤーのご報告を引き続きお願いします。

問題となるプレイの火種をすべて取り去ることできたら、今度は逆にVALORANTの明るい側面、“他のプレイヤーを思いやる”ゲームプレイの開発にもっと時間を注ぎたいと思っています。

現在、私たちはポジティブな振る舞いを検出する技術の開発について模索しています。友好的なプレイを目に見える形で認識できるようにしたいと思っています。また、先にフレンドに追加しなくても、Riot IDのみでプレイヤーを試合に招待できる新機能を導入予定です。これを利用すれば、フレンドリストに追加する前に、新たなチームメイト候補と気が合うかどうかを判断することが可能になります。

この機能を通して、皆さんが新たな友人に出会えることを願っています。

まとめ

最後に、お礼を言わせてください!皆さんのフィードバック、忍耐、そしてVALORANTへの尽きることのない情熱と献身に心から感謝しています。これまでの成果には満足していますが、やるべきことはまだまだ多く残されています。今回のアップデートは、長い旅の中のほんの一部に過ぎません。私たちは皆さんにぴったりなソーシャル体験をVALORANTで提供できるように力を尽くしており、その目標を皆さんと一緒に達成することを楽しみにしています。

今回お話した内容に関係するリンクを掲載しておきますので、よろしければご覧ください。それでは、また近いうちにお会いしましょう!

— S&PDチーム:
Sara “Riot necrotix”
Lea “Riot aeneia”
Jules “Riot Jules Fern”
Justin “Riot JC”
James “Riot RULY”
Lydia “Riot Lydia”
& Seth “Riot Senghor”

We arewaiting

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