VALORANT バトルパスとは？

皆さんこんにちは、David ‘Milkcow’ Coleです。デザイナーとしてVALORANTのプログレッションシステムの一部に携わっています。クローズドベータでは開発途中のキャラクター契約書や、その他のプログレッションシステムも導入されていましたから、皆さんの中にはシステムを見た、あるいは実際に体験した方もいらっしゃるかもしれません。

正式リリースでは新たにバトルパスが登場し、VALORANTをプレイするだけで、ゲームを彩る個性的なアイテムを獲得できるようになります。カスタマイズアイテムを獲得する方法として、魅力的なものに仕上げることができたのではないかと思います。

今回はそんなバトルパスの仕組みと報酬についてご紹介します。

バトルパスの概要

• VALORANTをプレイした分だけXPを獲得し、獲得量に応じて外見のカスタマイズアイテムを入手できます。
• プレミアム版バトルパスを購入していないプレイヤーでも、バトルパス期間中にVALORANTをプレイしていた証となるような報酬を手に入れることができます。「自分もその場に参加していた」という感覚とともに、ちょっとした誇りにして貰えればと思います。
• プレミアム版バトルパスを購入した場合、獲得できる報酬が増えます。ただし、対戦で有利になるような要素はありません。
• 得られる報酬は、量より質を重視したものとなっています。

バトルパス ACT 1

さて、VALORANT バトルパスとは一体何でしょう？どのような仕組みなのでしょうか？

VALORANTの正式リリース日はエピソード1の開始日だと考えてください。各エピソードはAct 1、Act 2…といった風に複数のActで構成されており、新しいActが始まるたびに新しいバトルパスが手に入ります。1つのActおよび付随するバトルパスは、約2か月のサイクルで終了します。

今回登場するAct 1のバトルパスは全部で50のティアで構成されており、ティアには無料版向けのものとプレミアム版向けのものがあります。無料版のバトルパスは誰でも期間中にログインするだけで利用できます。また、バトルパスは選択したキャラクター契約書と並行して進めることが可能で、ミッションや対戦でXPを獲得すればこの2つが同時に進行します。

バトルパスは10のチャプターに区切られており、各チャプターには5つのプレミアムティアがあります。各チャプター内のプレミアムティアをすべてアンロックするとチャプタークリアとなり、チャプタークリア報酬が手に入ります。

プレミアム版を購入していなくても、チャプターを進めることはできますが、プレミアムティアのアイテムは獲得できません。プレミアム版はいつでも購入可能で、購入すればその時点の進行状況に応じた報酬をさかのぼってアンロックすることができます。

さて、ここからは皆さんお待ちかね、バトルパスの報酬をご紹介します！と言ってもサンプルではありますが…バトルパス Act1からは武器スキン、プレイヤーカード、ガンバディー、スプレー、タイトルといったカスタマイズアイテムが獲得できます。

プレミアム版バトルパスを購入した場合、獲得可能な報酬の種類が増えるとともに、チャプター10の最後には近接武器用のスキン「キングダム」がアンロックされます。

無料版でも、チャプター10の最終報酬としてサイドアームのスキン「キングダム・クラシック」を入手することができます。

バトルパスは今後も続々と登場し、それぞれ異なるテーマや報酬が設けられる予定です。なお、新しいバトルパスが登場すると新たな報酬とともにパスが自動で更新され、期間が終了したバトルパスはそれ以上進められなくなりますのでご注意ください。まずは正式リリースとともに始まる最初のバトルパス、そして限定報酬の数々を余すところなくお楽しみください！

現在の計画では、各バトルパスから入手できるコンテンツはそれぞれ限定のものにする予定です。とはいえ、過去のバトルパス報酬を入手する方法がまったく無い、という風にはしたくありません。もちろん本来よりもずっと手強い入手方法になるでしょうが…（例えば、ストアで直に販売することは今は考えていません）

最後にクローズドベータ参加者の皆さんにお知らせです。「契約書」を見直してエージェントのアンロックにかかる時間が短くなるよう調整し、あわせて報酬のアップデートも行いました！イイ感じに仕上がってます…よね？

契約書を進めるにしてもバトルパスを進めるにしても、なるべく早く開始することをおすすめします。早く始めれば始めただけより多くのXPを獲得して、期間限定のアイテムをアンロックする時間の余裕ができますから。

というわけで、話はこれくらいにしますので、今すぐVALORANTをプレイしてください！