Ask VALORANT #1

今週のAsk VALORANTではレディアナイトポイント、マッチメイキングのバランス、新たな銃、そして降参についてお話しします。

「Ask VALORANT」では、皆さんから送られてきた質問の中からいくつかを選んで隔週でお答えしていきます。


Q

バトルパスでは「ヴァロラントポイント」は獲得できず、「レディアナイトポイント」を獲得できるのはなぜ?


A

「これはバトルパスでVP(ヴァロラントポイント)を獲得できない理由と、バトルパスで獲得できるのがレディアナイトポイントである理由の2つを聞かれていると思うので、別々にお答えします。

まず最初に、バトルパスでVPを獲得できない理由をお答えします。バトルパスにおける私たちの目標は、何かを買うための資金を補うものとしてではなく、バトルパスそのものに総合的な価値を感じて購入してもらうことです。バトルパスは購入可能なアイテムの中でもっとも価値が高く、もっとも魅力的なものにしたいと考えており、特典としてVPを追加してしまうと、私たちが目指すバトルパスの長期的な目標に資金的な影響が出ます。現在のバトルパスに十分な価値が感じているかどうかを詳しく調査し、今後もその価格に見合うコンテンツが含まれるようにしたいと考えています。

次は2つ目の質問です。長期的な視点から見て、レディアナイトポイントは何のためにあるのでしょうか?私たちの狙いは、レディアナイトポイントをVALORANTにおける進化する通貨にすることです。新しい機能を開発していくにつれて、レディアナイトポイントを使うことで現在のような武器スキンだけでなく、追加のガンバディーを手に入れたり、プレイヤーカードやスプレーをアップグレードできるようにしたいと考えています。今後はバトルパス内で解除できるコンテンツにもレディアナイトポイントを使用できる方法を提供する予定です。実現までには少し時間がかかりますが、長期的にはこのような計画を立てています」

—Joe Lee、レベニューリード


Q

アンレートの試合はバランスが釣り合っていないと感じることがあります。これはアンレートはマッチングするスキルレベルの幅が広いからですか?


A

「アンレートモードの狙いは、VALORANTの中心となるゲームモードをどんなフレンドとも自由にプレイできるようにすることです。そのため、試合では幅広いスキルレベルのプレイヤーがマッチングされるので、バランスが釣り合っていないと感じられることもあります。一方的な戦いにはならない仕組みは用意していますが、それでもアンレートはスキルレベルに差が少し開いてしまう傾向にあります。すでに対戦待ち時間を少し長くする代わりに、平均スキルベルの差を縮める対策をいくつか施しています。これで試合のバランスが改善されることを願っています。

コンペティティブとアンレートを比較した場合、マッチメイキングの設定はほぼ同じですが、アンレートにはパーティーを組むフレンドのスキルに制限が無いことが最大の違いです。つまり、一緒にプレイしたいフレンドとの間に大きなスキルレベルの差があるプレイヤーが予想以上に多かったということです!

現在アンレートの試合のほとんどは、ランク戦で許容されているスキル格差内にほぼ収まっています。また、スキル格差が大きな試合はプリメイドが直接的な原因となっており、マッチメイカーが原因でスキル格差が開いていることはほぼありません。パッチ1.02よりコンペティティブモードがリリースされる予定ですので、これがどちらのゲームモードのプレイヤーにも役に立つことを願っていますし、コンペティティブには今後もスキル差に厳密な制限を設けるつもりです。

最後になりますが、私たちはマッチメイキングの“品質”を対戦のバランス(最終的なラウンドスコア)やスキル格差(試合内での最高成績と最低成績のプレイヤーのスキル差)などの様々な指標を使ってチェックしており、これまでのところは大きなバランスの問題は見つかっていませんが、今後も規模を拡大して注視し続けていきます。

—Ian Fielding、シニアプロデューサー & Yilin He、シニアデータサイエンティスト


Q

VALORANTに新しい銃が追加されることはありますか?特に、近い将来その予定はありますか?


A

VALORANTの武器に関する記事の中で、このようなことをお伝えしたかと思います。“ただのネタとしか思えない武器や、活用できる状況が思いつかないような武器もあってはいけません。その延長で、中途半端な印象の銃も色々と没にしました”

つまり、近い将来に新しい銃を追加する予定はありません。17種類の銃がある現在の状態になってから、(内部的には)かなりの時間が経過しており、このバランスはとてもいい状態だと感じています。記事内で言及しているように、開発の初期段階で中途半端な印象のものや用途が明確でない一部の銃は削除しています。

銃のバランスに関しては、多くのプレイヤーがプレイすることでさらに多くのデータが得られるので、銃のバリエーションに穴があるようであれば数ヵ月以内に判明すると思います。新しい銃を追加する可能性がないとは言いませんが、少なくとも近い将来に行う予定はないでしょう」

—Preeti Khanolkar、プロデューサー& Sean Marino、アートリード


Q

VALORANTに降参機能が追加される予定はありますか?

A

「はい!パッチ1.02で早期に降参する選択肢が追加されます。このシステムの仕組みの詳細は、1.02のパッチノートをご覧ください」

—Ian Fielding、シニアプロデューサー