Ask VALORANT - 5月19日
Q:マップの数も7つに増えました。バン/ピックシステムを追加する予定はありますか?
現時点において、通常のコンペティティブキュー向けには計画していません。これはすべてのマップに習熟する機会を設けることを重視しているためで、特定のマップを意識的に避けられる仕組みはまだ避けたいと考えています。ただしマップのバン/ピックシステムは複雑なチーム戦略が求められる環境…たとえば開発中のトーナメントモードなどにおいては検討するべき機能であるとも考えています。まだ検討段階ではありますが、チームがマップごとにセットプレイやエージェント構成を準備してくる環境では大きなポテンシャルを秘めたシステムであると開発チームも認識しています。もちろん、バインドでyayにチェンバーを使われたくないという理由もあり得ますね!
—Jon Walker(コンペティティブデザイナー)
Q:ギフトを贈る機能はまだ開発継続中ですか?
ギフト機能は初めてお話しした時からぜひ導入したいと考えている案で、当初は2020年末のリリースを予定していましたが、現在のところ基礎システムの開発は実装予定機能リスト(いわゆるバックログ)入りしている状態です。これには他のゲーム内変更により高い優先度を設定していること、そしてVALORANTのギフト機能として包括的な仕様を模索しているなどの理由があります。このため、現時点では具体的な予定をお知らせできません。
—Stephen Kraman(プロダクトマネージャー)
Q:ゲーム内リプレイシステムの進捗はどんな感じですか?
こちらについてはVALORANTのローンチから間もない頃にも ゲーム内リプレイシステムの可能性について非常に前向きな回答をしており、幅広い用途に対応できる最善の仕様を模索していく予定でした。しかしながら現時点における端的な回答を述べますと…プレイヤー向けのリプレイシステムの実装予定はありません。
本機能の実装要望が幅広いプレイヤー層から頻繁に寄せられていることは認識しています。しかし現在は、他のゲーム内機能(エージェント習熟状況の追跡と報酬、プレイヤーの振る舞い関連機能、ゲーム内アイテムの新たな獲得方法など)を継続的に模索しているというのが実情です。開発の優先度は、より多くのプレイヤーにとっての有益性、そしてゲーム健全性への長期的影響度を精査した上で決定しています。また、この模索プロセスはオブザーバー機能の改善とeスポーツライブ配信の進化を実現する上で直接的な助けともなっています。
—Steven Eldredge(ゲームプロダクション)
Q:明らかにAFKのプレイヤーを報告したのに、報告者へのフィードバックが届きません。なぜですか?
報告者へのフィードバック機能の対象は現在、悪質なチャット(テキスト/音声)への処分に対に限定されています。このためAFKプレイヤーが報告されて処分を受けた場合、報告者に通知メッセージは送信されません。ですが、本件に対しては鋭意対処中です!まだ正確な日程はお知らせできませんが、今後は報告されたプレイヤーに処分が下った場合、必ず報告者に通知が届くようになります。とはいえ、確かに現時点では報告して実際に処分が下っても、報告者に通知が届かないという状況が発生してしまいます。
でもどうか、どうか引き続き報告にご協力ください!
—Social & Player Dynamics team
Q:攻撃と防衛で武器スキンを変えるというアイデアはどう思いますか?
実は自分のスキンのコレクションをもっと活用したいという声があることは開発チームでも認識しており、こういったアイデアの実現可能性も既に検討中です。しかし次のような理由から、現時点でお知らせできる具体的な取り組みはありません。まず開発チームは、ゲームの内外に悪影響が生じないようにするため、処理負荷とメモリ使用量を確実に把握し、その限界をテストする必要があります。また、コレクションページを変更を加える可能性についても考慮し、本機能が現行のコレクションメニューで適切に表示・動作することを検証する必要があります。さらにこの他にも未知の考慮事項が存在しうることに加え、現在開発チームは既にこのアイデアを「部分的に実現する」コンセプトに取り組んでいます。現時点でお知らせできる内容はひとまず以上です!
—Sean Marino(アートリード)、Preeti Khanolkar(カスタマイズアイテム部門リードプロデューサー)
Q:『Arcane』最高でした。今後VALORANTのNetflixシリーズは制作しますか?
『Arcane』最高でしたよね!いつかVALORANTユニバースでも同じようなことをしたい!という夢や希望がないと言えば、それは間違いなく嘘になります。しかし…LoLは求められるクオリティ水準をずいぶんと高く設定してくれましたね!
これを実現するには、まず広く豊かなユニバースと深みのあるキャラクターを構築していくことが先決でしょう。プレイヤーの皆さんが望むようなもの、極上のエンターテインメントはそういう土台があって初めて可能になるものですから。
とはいえ、現時点ではあまり期待を膨らませすぎないようお願いします。当面はゲーム自体に全集中していきます。VALORANTというゲームを支えるユニバースを拡大していくうえで、やりたい事はまだまだたくさんありますから。
—David Nottingham(クリエイティブディレクター)