エンド・オブ・イヤー:オーディオチーム

VALORANTのオーディオチームからのご挨拶です。

オーディオチームからのご挨拶です!

私たちはエージェント、武器、マップ、各種モードなどの音声やサウンドデザイン、BGM…つまりVALORANTのサウンドを丸ごと担当しているチームです。

VALORANTのライターと音声ディレクターは国際色豊かなエージェントたちに声を与えるため世界中を飛び回っていましたが、その収録された音声をゲームに適した形に調整し、適切なタイミングでセリフが再生されるよう設定する工程もオーディオチームが担当しています。ゲームに落とし込む際に注意していることは、「コンペティティブ・インテグリティを損なうことなく、エージェントの個性を発揮させる」ことです。決定的瞬間をさらに劇的に彩り、VALORANTの世界への好奇心をより一層掻き立てられるよう、日々工夫を重ねています!

もちろん、2021年もたくさんのコンテンツを用意しています!

ゲーム内で使用するBGMについてはLickと作曲家のJesse Harlinに依頼して、これまでとは一味違ったスタイルのVALORANTを表現できるよう挑戦しました。エピソード2ではVALORANTの世界に新たな要素が多数登場する予定ですが、音楽もまた進化していきます。

ゲームプレイ体験において、オーディオは重要な役割を果たします。足音などの効果音は見えない敵の位置を探る手がかりになりますし、レイズのペイント弾やブリムストーンのオービタルストライクの着弾が近いと大きな警告音が危険を知らせてくれます。サイファーの器用さやスカイの野性味、ブリーチの荒々しさなども、サウンドで表現しているつもりです。武器をカスタマイズしたいという要望に応えるべく、リロード時にマガジンを受け取ってくれるドラゴンから、プラスチックのおもちゃ、包装紙まであらゆるものの音を収録しました。来年はもっと多彩な体験を皆さんに提供できるよう、現在はエピソード2に使用する各種サウンドの仕上げを行っているところです。

ゲームサウンドを最高の状態に仕上げるには、内部で行われるプレイテストのフィードバックが非常に重要です。そしてリリース後は、皆さんからのフィードバックが大きな原動力となります。いつもサウンドに注目してプレイしてくれている方々に、この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。私たちの“限界を拒む”努力を褒めてくれ、行き過ぎてしまった時にはブレーキをかけてくれる…皆さんからの意見は日々作業を行う上での道標となり、VALORANTをより良いゲームにする力になっています。皆さんがVALORANTをプレイしてくれることが、なによりの励みになるのです!

それでは良いお年を。2021年にまたお会いしましょう! 

——VALORANT オーディオチームより