リプレイ機能:知っておくべきすべて
VALORANTにリプレイ機能が登場します。
パッチ11.06でのリプレイ機能の実装に伴い、皆さんから寄せられた質問の一部に回答し、実装時点でのリプレイ機能の詳細について説明するまとめ記事を用意したいと考え、本記事を作成しました。
さっそく見ていきましょう!
リプレイ機能はプレイヤー自身の直近の試合を詳細に見返すためのツールとして利用されることを想定しており、特定の瞬間、ラウンド、試合で何が起こっていたのかをより正確に把握するためのものです。リプレイ機能によってプレイヤーの皆さんが自身やチームメイト、相手チームのプレイを分析し、試合中の何が上手くいって、何が上手くいかなかったのかを把握できるようになることを意図しています。
こうしてリプレイ機能が利用可能になったので、ゲーム内の他の機能と同様にリプレイ機能に関しても改善点を模索していきます。プレイヤーの皆さんからのフィードバックを参照するとともに、リプレイ機能が実際にどのように利用されているかのデータを収集して変更の意思決定に役立てます。
リプレイ機能の概要
リプレイ機能はPC版VALORANTで、パッチ11.06から中国を除くすべての地域で利用可能になります。
- パッチ11.06は、9月17日の午前1時(日本時間)に配信されます。
- 中国でリプレイ機能が利用可能になるのは、中国現地時間の10月9日に配信されるパッチ11.07bからです。
- コンソール版VALORANTでリプレイ機能が利用可能になるのは、11月12日の午前1時(日本時間)に配信されるパッチ11.10からです。

リプレイファイル内でできること:
- 10名すべてのプレイヤーの一人称視点で試合を観戦する。
- 敵プレイヤーや味方プレイヤーの輪郭(「ウォールハック」とも呼ばれます)の有効化/無効化。
- ソーヴァのリコンボルトなどの投射物を追尾する機能の有効化/無効化。
- オブザーバー用の自由に動かせる三人称視点カメラで観戦する。
- ゲームの早送り、スロー再生、一時停止(速度:0.1倍速、0.25倍速、0.5倍速、1倍速、2倍速、4倍速、8倍速)。
- 試合の各ラウンドへのスキップ。
- 試合内の任意の時間へのジャンプ。
- タイムライン上に、キル/デスが起きた瞬間やアルティメットアビリティーが使用された瞬間を示す小さなアイコンも表示されます。
- ミニマップとHUDの表示/非表示。
- 好きなタイミングでバトルレポートを開く。
それでは、ここからはよくある質問にお答えしていきます。
既知の問題点
リプレイ機能には既知の問題点がいくつかあり、それらを皆さんにも説明しておきたいと思います。こうした問題点には将来のパッチで修正したいと思っているものもあれば、VALORANTのリプレイ機能にはつきものであり今後も継続するだろうものもあります。
ミニマップ/大マップの戦場の霧 - 各プレイヤーの一人称視点で敵の輪郭表示のオン/オフを切り替えられるにもかかわらず、ミニマップや大マップでは敵の情報を非表示にできません。つまり、敵の輪郭表示をオフにしていて壁の向こうの敵が見えない状況でも、ミニマップには敵が表示されてしまいます。
アビリティーミニマップ - ブリムストーンのスカイスモーク、クローヴのルース、テホの誘導サルヴォ、アルマゲドンなどのアビリティー用のミニマップが、リプレイ機能では表示されません。プレイヤーの一人称視点では、エージェントがアビリティーの使用中に手を上げる動作をしているのは見えますが、実際にアビリティーをどこに配置したのかがわかるゲーム内のマップを見ることはできません。アビリティーが配置されると、ミニマップやゲーム内ワールドにアビリティーが表示されます。
アビリティー配置マーカー - 上述のアビリティーミニマップと同様に、キルジョイのタレットの輪郭、デッドロックのソニックセンサーのプレビュー、サイファーのトラップワイヤーのプレビューなど、アビリティーを配置するためのマーカー類も、プレイヤーが配置を決める際には表示されません。プレイヤーがアビリティーを構える動作や、アビリティーを配置した際のアニメーションは表示されますが、配置を決めるためのプレビュー用マーカーは実際にアビリティーが配置されるまで表示されません。
皆さんがVALORANTのリプレイ機能を深く知って、使いこなし、上手に活用してくださることを願っています。皆さんが日々リプレイ機能を利用する中で上げてくださるフィードバックには、引き続き注目していきます。より詳しい情報はリリース時にSNSでも公開します。また、バグ修正などのリプレイ機能に関するアップデートはパッチノートやSNSへの投稿などで情報を共有していきます。
GL HF GG!