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エンド・オブ・イヤー:キャラクターチーム

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皆さん、こんにちは!

なにか新しいものをリリースするとき、それがどのようにプレイヤーに受け入れられるかは誰にも分かりません。もちろん期待とともに世に送り出すわけですが、物事は計画通りに進まないものです。VALORANTのエージェントを作る喜びの一つは、プレイヤーの手によって彼らのアイデンティティーが変化していくことです。エージェントがリリースされたときに何が起こるか、チームは一日中議論できますが、それでも実際に何が起こるのか正確に結論を出すことはできないでしょう。なにせ、開発チームが何年もかけてプレイするほどの試合数を、皆さんは1時間もたたないうちにプレイしてしまうのですから。

そんなわけで、現在のエージェントを形作るうえで皆さんから多くのご協力をいただけたことを、この上なく嬉しく思っています。皆さんの意見やファンアート、動画の数々はエージェントを洗練させてくれましたし、これからも影響を与え続けてくれるでしょう。

オープンベータの始まりはキャラクターチームにとって非常に大きな節目でした。エージェントに対する私たち内部の人間の考えはもはや重要ではなくなり、皆さんが彼らをどのようにプレイしたかが問題となる、その転換点であったからです。ありがたいことに、皆さんはただプレイするだけでなく様々なやり方で楽しんでくださいました。例えば…

  • 世界中の方がゲームプレイ配信を行ってくれました。昼も夜も配信が絶えることはありませんでした(チームメンバーの中には9つの配信を同時視聴しようとした者もいましたが、それはさすがに人間の脳の限界を超えていました)。
  • ゲームの“穴”を何度も何度も突いてくる方もいました。バグの利用方法が公開されるたびに私たちはそれを修正し、修正するたびに新たなバグの利用方法が公開されました(常人では考えつかないようなスパイカメラの設置場所を熱心に調べてくれたHikoに感謝を!)。
  • たくさんのファンアートを制作していただきました(かわいいネコのファンアートもありましたね!)。
  • 本当にたくさんのフィードバックをお送りいただきました。私たちは…目の限界まで目を通しました。

それからは正式サービス開始に向けて、総力をあげてエージェントたちを仕上げていきました。リリースまでの期間は本当にあっという間に感じられましたが、リリース後はそれ以上に、あらゆることに急いで対応する必要性を痛感しました。セージは度重なるナーフを物ともせずプレイ率95%を叩き出し、たくさんのキル動画集が公開され、新エージェントとしてレイナ、キルジョイ、そしてスカイがリリースされました。取り組むべき新しい課題は常にあり、彼らを最高のキャラクターにするためにチームの全員が自分たちにできる全力を尽くしました。

繰り返しになりますが、私たちは皆さんのフィードバックやファンアート、世界設定の考察、そして何よりも皆さんがVALORANTをプレイするその瞬間を大切に思っています。開発チームが自分の作ったキャラクターに愛着を抱くのは簡単です。それぞれに良い思い出や悪い思い出があり、自然と自分自身の延長のように感じられるようになります。しかし結局のところ、キャラクターはすべて皆さんのために存在するのです。VALORANTが巣立ったあの瞬間からエージェントは私たちの手を離れ、あなた自身の延長となりました。これからも皆さんのもとで彼らがどのように成長していくのか、楽しみに見守っていきたいと思います。

今年一年、大変お世話になりました。来年もよろしくお願いします!

—キャラクターチームを代表して、John Goscickiより

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