>キルジョイ登場
編集者より:こちらのメモは||||||||キルジョイのファイルの中から発見されました。現物には一切の変更を加えておりません。一番目のファイルには日付が記されていませんが、ブリムストーンをからかうために書かれたものであると思われます。
オーケー、ブリムストーン。あなたのビギナーズガイドを読んだよ。ちょっと回りくどいかもね。もしかして、ただ「チームに入れてくれ! 」って書けばよかったんじゃないかな。あなたが空に向かって叫ぶあの攻撃も悪くないけど、私がいれば戦術で火力に打ち勝てる。というわけで、私の発明品についてもう一度説明しておくね。
アラームボット
ボットを構えて、設置する。このボットは射程に入った命知らずの敵を追尾するよ。私のキラーロボットがターゲットに追いつけば、そのおバカさんはドカン!ってわけ。
アラームボットはダメージを与えるだけじゃなく、一時的にターゲットを弱体化して、あらゆる被ダメージを2倍にする。設置したボットは「構える」を長押しで回収できるよ。
タレット
時にはどこかで落ち着くのもいいよね。180度の視界を持ち、そこに入った敵を発砲するタレットを設置する。設置したタレットを回収するには「構える」を長押し。
タレットがあれば、エリアを守るときうまく立ち回れる。他のみんなに私の死角をカバーしてもらうことになるけど。
ナノスワーム
これはなかなか見ものだよ。グレネードを投げるでしょ、でも着弾したときには何も起こらないの。だけどそこでナノスワームを起動すると、ダメージを与えるナノボットの大群を展開して、捕まった敵は悲鳴をあげるんだ。
この仕掛け、気に入ってるんだよね!
ロックダウン
チャージのタイミングを調整する必要があるけど、一度このデバイスを作動させれば、効果範囲内にいる全ての敵を約8秒間拘束できるよ。うん、敵に破壊されることもある──だけど、予備も大量にあるからね。
ロボットを愛していても、私自身はロボットじゃない。メカを生かすも殺すも、私の技術次第。だから分析して、改良するの。やれやれ…私もあなたみたいに長話をしちゃったよ、ブリムストーン。
ねえ、でも、もし上手くいかなかった時には──私のハードドライブを必ず消去しておいてね。
─K