VALORANT パッチノート 1.01
今回のパッチでは、「スパイクラッシュ」に新オーブが追加されるほか、パフォーマンスの改善およびレイナとサイファーの不具合の修正が行われます。
皆さん、こんにちは!今週はパッチノートが来ないだろうと油断していたのではありませんか?
このパッチ 1.01では大きな変更はありませんが、引き続きパフォーマンスの改善を行っており、よりスムーズな戦闘体験と、ハイスペックPC向けのサポートの追加にフォーカスしたものになっています。
先日登場した「スパイクラッシュ」には、どんな相手も一撃で仕留めることが可能になる「ゴールドガン オーブ」などの新たなオーブが追加されます。
また、セージがナーフ(弱体化)されます。誓って言いますが、ヒーラーに恨みがあるわけではありません。
ゲームプレイとバランス調整
セージ
- バリアオーブの射程距離を20メートルから10メートルに短縮
- セージのロールである「センチネル」は、掌握済みのエリアを死守することにおいて最も適性を発揮するべきですが、射程距離が20メートルあったことで、中立エリアの主導権を積極的に取りに行くプレイが可能になっていました。射程距離を短くすることよって、エリア防衛における強さはそのままに侵攻力を弱めることが目的です。
マップのアップデート
アセント
- いくつかの地点で武器がマップをすり抜けて落下する不具合と、壁の貫通に関する不具合を修正しました
すべてのマップ
- プレイヤーが使う表現に合わせて、一部のコールアウト名を変更しました
スパイクラッシュのアップデート
- 「スパイクラッシュ」において、試合ごとにランダムに選択された5種類のオーブが登場するように
- フルアルティメット オーブは毎試合必ず出現します。
- 残りの4枠は、7種類のオーブからランダムに選ばれます。
- 選択されたオーブは、キャラクター選択画面とラウンド開始前に表示されます
新たに追加されたオーブ
- ヘルス オーブ - 味方チームのHPが徐々に回復する(拾うと即発動)
- 効果時間20秒
- 1秒あたり12HP回復(一間隔あたり3HP)
- ビジュアルエフェクト/サウンドエフェクトは実際に回復効果を受けている間のみ発生
- ディセプション オーブ - オーブを入手した3秒後、敵チームを「パラノイア」状態にする
- デバフ効果時間10秒
- 見通せる距離が大幅に短くなり、視野が少し狭くなる
- パラノイア状態のプレイヤーには足音や銃声の幻聴が聞こえる
- ミニマップが使用できなくなる
- ゴールドガン オーブ - オーブを獲得したプレイヤーはゴールドガンを入手する
- 一撃必殺
- 常に正確無比な射撃が可能
- エージェントの移動速度はナイフ装備時と同じに
- 装填できる弾薬は1発、予備の弾薬は2つ
- キルにより追加の弾薬を入手
その他
- ラウンド開始前のHUDに、そのラウンドの武器と出現するオーブが表示されるようになります
- 種類を問わず、オーブを集めるごとに1 ULTポイントを獲得します
パフォーマンスの改善
今回のパッチでは、戦闘時のパフォーマンスおよびハイスペックPCを対象とした全般的なパフォーマンスの改善にフォーカスしています。戦闘がよりスムーズに感じられるようになるほか、お使いのマシンのスペックによっては戦闘時以外でも平均して高いフレームレートが得られるはずです。
- 戦闘時のパフォーマンス:戦闘中のフレームレート低下を引き起こしていた要因をいくつか解消しました
- スキンを使用している場合、10人中9人の割合で事前ロードに失敗しており、それが原因で試合中に初めてそのスキンを目にした際にフレームレートが低下していました。
- HUD上にキルのコールアウトが表示された際、またはその表示が消えた際に発生していたフレームレートの低下を軽減しました。
- ヴァイパーの専用HUDで発生していたパフォーマンス上の問題を解消しました。
- 標準~高スペックPCにおけるフレームレート向上:コードを改良し、CPUによるボトルネックを緩和させました。今回のフレームレート改善によって低スペックPCでも多少の恩恵を受けられる場合がありますが、変化を感じられるのは戦闘中のみでしょう
- ハイエンドPC向けにマルチスレッドレンダリングのサポートを追加しました。お使いのPCがマルチスレッドレンダリングに対応している場合、設定の「グラフィック品質」に新しく項目が追加され、そこからオンオフが設定できます。デフォルトではオンになっています。
- マルチスレッドレンダリングによってパフォーマンスが向上するのは、レンダリング対象であるオブジェクトのコストが、ゲームシミュレーションに必要なコストとGPU上で実行するレンダリングのコストを上回っている場面です。この条件が満たされるのは主に、たくさんのオブジェクトが表示されている中で移動するとき(例:スプリットでのアタッカーのスポーン)や、ゲームシミュレーションに必要なコストがあまり大きくないとき(例:射撃場、非戦闘時のゲームプレイなど)です。
- 視野角の処理がマルチスレッド化し、可能な場合はミニマップの視野角表示は別スレッドで処理されます
- マップ全体に及ぶようなビジュアルエフェクトが発生する際、GPUが担当するシミュレーションを増やすことで、CPUのコストを削減できるようになりました
- クライアントのパフォーマンス関連の統計処理を見直し、フレーム時間に関してより詳細な内訳を参照できるようになりました
その他のアップデート
- ソーヴァの「リコンボルト」の挙動の一貫性を高め、壁の向こうにいる敵の一部分のみを明らかにするようになりました
- 設定から「常にインベントリーを表示」させることができるようになりました
- 敵や味方の背後にピンを設置すると、重なって表示される現象を解消しました
- 試合終了後のロード画面では、テレポーターに乗り込むブリムストーンとセージの画像に代わり、直前にプレイしたマップが表示されるようになりました
- 射撃場でのキャラクターの交代時のUIが、試合開始時のものよりも使いやすく軽量なものになりました
- 試合終了画面に表示されるミッションが、達成具合と種類によってソートされるようになりました
- 画面上部の進行度ウィジェットに表示される契約書とバトルパスの報酬が見やすくなりました
- チームメイトに対し、ホイールやホットキーを使用してサポートの要請や戦略の意図を伝える機能の名称を、「通知」から「ピン」に変更しました
不具合修正
- 煙のレイヤーなどの半透明なパーティクルが、レイナの「リーア」による視界悪化効果を無視して表示される不具合を修正しました
- レイナが回復中にスコープを覗くと、ビジュアルエフェクトによって画面が見えにくくなる不具合を修正しました
- レイナのHPが最大値を超えて回復した際、合計HPが151と誤って表示されていた不具合を修正しました
- バインドのテレポーターのドアフレームにサイファーの「スパイカメラ」を設置すると、カメラの視界が地下にテレポートしていた不具合を修正しました
- バインドのテレポーター付近にサイファーの「サイバーケージ」を設置すると、扉が常に開いたままになる不具合を修正しました
- ソーヴァの「リコンボルト」またはレイナの「リーア」の効果範囲の近くに自身や味方がいる場合、敵のミニマップにのみ効果範囲が表示されるようになります
- 観戦者に表示されるエージェントの操作UIにおいて、入力時の挙動やその他様々な箇所を修正しました
- デスしたプレイヤーが腕だけになって宙に浮いているように見える不具合を修正しました
- 射撃時にスプレーを使用するとADS状態が解除される不具合を修正しました
- 設定で弾道を有効にすると、一部の武器のマズルフラッシュが表示されなくなる不具合を修正しました
- スコアボードの上でカーソルを動かすと、カーソルが明滅する不具合を修正しました
- ラウンド中の時間表示において、ミリ秒が不正確な値になる不具合を修正しました
- キーバインドの重複を知らせる警告が正しく表示されないことがある不具合を修正しました
- 観戦モードで最初に画面に映したプレイヤーのキャラクター画像が表示されない不具合を修正しました
- オートマチックガンで短いバースト射撃を行った際、まれに弾道と効果音が反映されないことがある不具合を修正しました
- スパイク解除バーが重複表示される不具合を修正しました
- 音声入出力デバイスと設定がセッション終了後も保持されるようになりました
- 試合終了時の画面において、多数のローカライズに関する不具合を修正しました
- 試合終了時の画面において、いくつかのビジュアル上の不具合を修正しました
- 同名プレイヤー同士の個人チャットおよび直接メッセージ関連全般の不具合を修正しました
- チャット機能のエラーメッセージを改善しました
- 「設定」メニューがレターボックスで表示されるようになりました
- 「コレクション」画面において、「エージェント」のページを表示中に再び「コレクション」をクリックすると、「アーセナル」のページに戻るようになりました
既知の不具合
- 画面モードが「フルスクリーン」に設定されている場合、チャットで文字を入力する際にVALORANTのウインドウが最小化されたり、画面表示に乱れが生じるといった不具合が確認されています。これは文字入力に使用するIMEの変換候補リストが表示されたタイミングで発生し、使用しているIMEの種類によっても症状が異なります。現在修正を進めていますが、解決までにもうしばらく時間がかかる見込みです。申し訳ありませんが、修正されるまでの一時的な対応策として、画面モードを「ウィンドウフルスクリーン」に設定することで症状を回避できる場合がありますので、お試しください。