VALORANT パッチノート 3.06
今回のバランス調整は2名のイニシエーター、スカイとKAY/Oが対象です。スカイはフラッシュ直後の動きがそこそこ速く、また「シーカー」の発動もしやすかったため、少々活躍しすぎていました。そこで少しだけ速度を下げ、アルティメットのコストを上げています。KAY/Oについては、「フラッシュ/ドライブ」の投げ動作を相手から隠しやすくしています。
そしてジェットについてですが…簡潔にお伝えすると、今回の変更は「ブレードストーム」のプライマリ射撃を最大限に活かせるようにしつつ、オルト射撃に統一化されたダメージルールを設けることを目的としています。加えて、スモークのチャージも1つ少なくなったので、賢い選択をする必要があります。
また、5つのマップに頑丈な箱が配置されましたことで、アタッカーにとってはスパイク設置時の防壁が増え、ディフェンダーとしてもより安全なポジショニングが可能になっています。
エージェントのアップデート
スカイ
私たちは、スカイが自身のフラッシュをどんどん有効活用できている様子を嬉しく思っていました。しかし近頃、そのせいで特定の条件においてスカイが有利になりすぎている印象を受けています。今回、解除時間が増加したことにより、スカイは以前のような速度で「ガイディングライト」のフラッシュを利用しづらくなりました。つまり、チームの連携や他の種類のフラッシュがより重要になったということです。
また、発動までの時間も延長しました。この変更は、イニシエーターとしてのメインツールを弱体化しすぎることなく、敵がフラッシュに対処するための時間を、若干長く設けることを目的としています。加えて、プレイヤーがスカイの扱いに慣れるほど、アルティメットの発動頻度と有効性が高まることが確認されています。このアビリティーの偵察性能と影響力を考えると、コスト7のアルティメットとして分類するのが適切かと思います。
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KAY/O
KAY/Oを実装した際、大きな疑問が2つありました。「イニシエートする際に、抑制効果はどれほどの強みになるのか?」、そして「普通のフラッシュバンは、VALORANTにおける他のフラッシュと対等の存在になるのか?」という疑問です。私たちは、フラッシュの使い方を試行錯誤できるこのアビリティーこそ、KAY/Oの強みになると考えていました。しかし、投射物の描写に重きを置きすぎてしまい、それが成功の妨げとなっていました。
今回の変更によって、フラッシュの投げ方を試行錯誤してみる甲斐がもっと生まれるかと思います。アルティメットについては有用性の基線値を引き上げられるよう、抑制時間を延長して、設置サイトにおいて確実に活用できるようにしました。
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ジェット
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マップのアップデート
フラクチャー
- ジェネレーター/カンティーンエリアへのトンネルは弾丸が貫通しないように(つまり、壁抜き不可になります)
- Bサイトにある箱の内ひとつは弾丸が貫通しないように
- この変更で、リスキーながら非常に強力なオプションを残しつつも、アタッカーがより安全な設置を行えるようになりました。
アイスボックス
- アタッカーにより安全な設置オプションを用意できるよう、Bサイトに積まれている箱の内ひとつは弾丸が貫通しないように
ヘイヴン
- アタッカーにより安全な設置オプションを用意できるよう、Cサイトに積まれている箱の内ひとつは弾丸が貫通しないように
アセント
- ディフェンダーがサイト内でより安全なポジショニングをできるよう、Aサイトにある箱の内ひとつは弾丸が貫通しないように
バインド
- アタッカーにより安全な設置オプションを用意できるよう、Aサイトに積まれた箱の内ひとつは弾丸が貫通しないように
ゲームシステムのアップデート
- パブリックベータ環境(PBE)を利用しているプレイヤーは、ライブとPBEの設定が分けられ、二つの環境を行き来しても設定がリセットされないように
eスポーツ関連機能
- コーチは競技の公平性の理由からミュートになっているチームチャットではなく、全体チャットにデフォルトで入るように
- 今回の変更により、テキストベースでのタイムアウト申請(/timeoutまたは/to)が正常に行えない問題が解消されるはずです。
不具合修正
マップ
- 「アイスボックス」のミニマップと視界を示すコーンが、コールアウト「Bイエロー」付近で正常に表示されるよう修正
ソーシャル
- デスマッチでAFK(離席行為)をしたプレイヤーに、ペナルティーが付与されるよう修正
- ご不便をおかけしました!ペナルティーは元通りになっているはずです。