VALORANT パッチノート 4.0
[編集者注:以前、パッチノートで紹介していた近接武器に関する変更(ハイライト画像にも記載)ですが、こちらはパッチ4.01での実装に変更されました]
パッチ4.0では新エージェント「ネオン」のほか、新たなバトルパスとスキンシリーズが登場します。また、いくつかの武器で強化と弱体化が行われ、近接戦闘の改良も加わっています。そして、アタッカーとディフェンダーのパワーバランス調整を図るため、マップ「バインド」、そして特に「ブリーズ」でいくつかレイアウトを調整しました。コンペティティブに関しては、プレイするために必要な最低アカウントレベルを設定しています。
エージェントのアップデート
ネオンが参戦!
武器のアップデート
スペクター
スペクターの汎用性には私たちも満足していますが、遠距離での戦闘だけにとどまらず、意図した使い方である近距離や移動中の戦闘においても少し強すぎたようです。そこで、射撃エラーをより早い段階で発生させ、横方向の切り替えがより頻繁に起こるようにすることで、遠距離からのキルを以前よりも難しくしました。この変更により、近距離でのスプレー射撃に関しても、効果的にキルを取るにはコントロール力が必要になるはずです。
- 射撃エラーがより早い段階で発生するように
- 例として、4、7、10発目(弾の発射順)でエラーが起こっていたところが、3、6、8発目で起こるようになります。
- 走行中、ジャンプ中、昇降器具の使用中に、縦方向と横方向のリコイル率が増加:1.25→1.5
- スプレー射撃中の横方向への射線切り替え時、ブレ抑制が早期に解除されるように:8発目→5発目
- 横方向への射線切り替えの時間を短縮:0.24秒→0.18秒
- スプレー射撃中、横方向に射線を再度切り替えるまでの時間が短縮されました。つまり、今までよりも頻繁にブレが発生する可能性があるということです。
アレス
スペクターの変更と並んで、アレスの使用感とパワーを改善し、同じ価格ティアの他の武器と張り合えるようにしたいと考えました。
- 時間経過による発射速度の上昇を削除
- 発射速度が上昇:10→13
ガーディアン
フルオートライフルと比べて、ガーディアンに発射速度ペナルティーは必要なかったので削除することになりました。射撃が不安定になり始めるのを1発分遅らせることにより、この武器でのタップ撃ちがしやすくなり、戦闘での全体的な使いやすさが改善されるはずです。
- ADS(照準)時の発射速度ペナルティーを削除
- 射撃精度の低下が弾1発分遅れて始まるように
ブルドッグ
安くて汎用性の高い武器が必要なシチュエーションにおいて、ブルドッグがお得なチョイスとなるよう変更を加えました。
- 腰だめ時の発射速度が上昇:9.5→10
- バースト射撃時のリカバリーを改善:0.4→0.35
- 各武器にはそれぞれ「銃のリカバリー時間」が設定されており、前回の射撃のあと、そのリカバリー時間が経過する前に再射撃すると、射撃の精度が下がる仕組みになっています。リカバリー時間が短縮されることにより、バースト射撃の効率が上がるはずです。
マップのアップデート
バインド
- Aショートの2段に積まれた遮蔽物は、かなり強力なワンウェイスモーク(一方的に相手を見ることができるスモーク)を展開できる場所となっており、アタッカーの接近が非常に困難だったため変更
- センチネルは今までと同様にこのスペースを塞ぐことが可能ですが、新しいレイアウトになったことで、アタッカーには攻め入る手段がいくつか生まれるはずです。
- 新たに小さなベンチを追加し、最初のピーク時に相手から位置を予想されづらいように
ブリーズ
- Aメインのチョークの横幅を広くし、50/50のリスク(敵が潜んでいる可能性のある2つの場所から、二者択一で選択を迫られる状況)を排除
- これにより、ディフェンダーはAメイン付近でプレイする際、選択の幅が広がるはずです。また、ケイヴに出入りする際のリスクも無くなったので、より戦略的に攻め入ることも可能になります。
- ケイヴに2段に積まれた箱を追加
- この変更でアタッカーはケイヴに攻め込む際に活用できる遮蔽物が増え、ディフェンダーとしてもこのスペースを奪う際に戦略の幅が広がるはずです。
- サイトA後方の遮蔽物を調整し、プールを壁近くまで延長
- 遮蔽物の変更により、ディフェンダーは安全に退却する場所と奪還時のカバーを得られます。またプールが延長されたことで、このエリアでのプレイがより快適になるはずです。
- スパイク設置サイトも、この新しいプールの形に合わせ延長されます。
- ミッドのカーブ状の壁を調整
- この変更により、エリアがよりシンプルになり、余分なスペースが削除されました。
- サイトBにあるピラーに遮蔽物を追加、後方をブロックする新たな壁を設置、ウォールBに積み上げられた箱を追加
- ピラーに遮蔽物が設置されたことにより、スパイク設置前後に新たなチャンスが生まれます。
- この調整により、Bメインからの射線が遮られ、新たな遮蔽物を取り入れたプレイングが可能になります。後退時においても奪還時においても、この新しい遮蔽物が役立つでしょう。
- 新しく設置された積み上げられた箱は、Bメインからのアングルをいくらか遮るため、後退時、奪還時に新たな選択肢が生まれ、薄い壁越しに起こるぎこちない戦闘を解消する助けにもなるはずです。
- Aに設置されているドアは完全に開ききる、または閉まりきるまで再稼働しなくなるよう変更
コンペティティブ
マップとエージェントのプールが増加し、新規プレイヤーがVALORANTについてしっかり学んでからプレイするのが困難になってきました。今まで、プレイヤーはいつでも好きな時からコンペティティブに参加できていましたが、私たちはすべてのプレイヤーがコンペティティブでプレイする前に、コアとなるゲームプレイをじっくり学び、すべてのマップやエージェントで十分な経験を積むことが大事だと考えています。そこで、この学習期間を設けるべく、コンペティティブをプレイできるアカウントレベルに条件を追加しました。
- パッチ4.0より、まだランクマッチをプレイしたことのないアカウントでコンペティティブキューに参加するには、アカウントレベル20以上が必須条件に
- アカウントレベル20に達していなくても、すでにコンペティティブキューでプレイしたことがあれば、今まで通りランクマッチでプレイ可能です。
5人パーティーでのランクレーティングのペナルティーを軽減
ランクマッチでの5人プリメイドパーティーに関する初期データを調べたところ、5人パーティーの場合に受けるランクレーティング(RR)の獲得量/損失量ペナルティーが、厳しすぎたかもしれないことが分かりました。5人未満のパーティーと同じように、5人パーティーにおいても、試合は公平になるよう組まれます。つまり、高ランクのプレイヤーを迎えて5人パーティーを組んでも、相手には同等のチームが来るので、低ランク帯のプレイヤーはかえってランクが上がりづらくなるのです。このデータを基に、低ランク帯でRRのペナルティーを軽減することにしました。
- ダイヤモンド2以下のプレイヤーは、RRペナルティーが現在のバランスよりも25%軽減されます。つまり、以前は最低50%だった獲得量/損失量の低減が、新たなペナルティー基準では最低25%になるということです
- リーダーボードの公正さを保つため、この変更はリーダーボードに関わってこないランク帯にだけ適用されます
マップのランダム性が上昇
- マップのウエイトを改善しました。これにより、選択されるマップがよりバラけるようになり、異なる試合で連続して同じマップが選ばれることが減るはずです
不具合修正
ゲームシステム
- スキン固有のキルカウンターのビジュアルが、正しくアップデートされない不具合を修正
eスポーツ関連機能
- まれにコーチがナンバーキー+クリックで対象を変更できない不具合を修正
- RobWizさん、報告ありがとうございます!
愛されし既知の不具合
引き伸ばしキルジョイ
- 私たちも好きでしたが、このバナーを修正しなければなりません
- この修正はパッチ4.01にて行われるので、それまでお楽しみください!