VALORANT パッチノート 5.06

Jeff Landa

2022/9/20

夏にマップ「パール」をリリースして以来、マップチームは数か月分のフィードバックをもとに、このマップ初の大きな変更を行うための準備を水面下で進めてきました。骨組みは良いものの、少々の改修が必要だと判断したのです。

スティンガーには、プライマリおよびオルト射撃の性能調整を施しました。

武器のアップデート

プライマリ射撃のエラーを調整：7発目以降1.6 >>> 6発目以降1.3
- スティンガーは制御しやすく短射程で効果的な武器であるというのが私たちの理想ですが、現在では接近戦でさえも制御が難しくなっている場合があります。拡散率の上限を引き下げることにより、反動に慣れた後に適切な射程で使用する際は、より信頼性を感じてもらえるようになるはずです。
オルト射撃の初弾エラーを調整：0.5 >>> 0.35
- 精度を高めるためのオプションであるにもかかわらず、特にバースト射撃を行いたいような射程で、私たちが望む以上に初弾にばらつきがあるように見受けられていました。

複雑さを少々軽減し、アタッカーとディフェンダー双方にとって移動しにくかったエリアを移動しやすくするために、小規模な調整をマップの数か所に導入しました。

変更前：

変更後：

中央ショップ - 中央ショップのこのエリアをクリアリングすることは、想定よりも困難になっていました。高台を延長することで、アタッカーがエリアを守る力はある程度キープしながらも、以前よりこのエリアにプッシュしやすくなったはずです。

変更前：

変更後：

中央ショップから中央プラザ - ここも中央ショップの中で、中央を移動する際のクリアリングが難しいと感じられていた場所のひとつです。ここでは、角を1つなくしました。

変更前：

変更後：

中央トップ - 中央は現状、アタッカー有利となっているので、中央トップの壁をほぼなくしてこの角での「一か八か」の要素を排除しました。これでディフェンダーが中央へ突入するのが少し容易になったはずです。

変更前：

変更後：

A アート - A アートでは、アタッカーもディフェンダーも効率的に移動することが難しくなっていました。そこで空間を簡素化し、チェックしなけらばならない場所を減らしました。

変更前：

変更後：

B リンク - この箱はB リンクをプッシュしようとするアタッカーには都合のよい遮蔽物ですが、ここを再クリアリングしようとするディフェンダーにとっては難所となっていました。ここではアタッカー側に有利な要素も少し残しつつ、ディフェンダー側が今よりも攻略しやすくなる変更を行いました。B リンクに近い位置で遮蔽物となっていた積まれた箱は左側から右側へ移動し、アプローチするプレイヤーが考慮すべき角を減らすと同時に、B ホールへの難しい射線をなくしました。

変更前：

変更後：

A メイン - A メインの壁の凹みをなくして空間を簡素化しました。これにより、ディフェンダーはこのエリアに少し攻め込みやすくなります（もっとも、攻めるよりもエリアを防衛すべきではありますが…）。

変更前：

変更後：

A メインからA サイト - この場所では、スモークを効果的に設置することが必要以上に難しくなっていました。チョークポイントをわずかに狭くすることで、スモークの設置が従来よりも容易になり、新たなユーティリティー（アビリティー）の使いどころを得たディフェンダーが少し有利になると期待しています。また、右側の小部屋も少し小さくして、深くなりすぎないようにしました。

変更前：

変更後：

ゲームプレイにおける悪質行為のインジケーター
- 試合終了画面に、どのプレイヤーがプレイ中に悪質行為を行ったかを検出して表示する機能を導入しました。
- この機能は次のゲームモードに追加されました：アンレート、コンペティティブ、スパイクラッシュ、レプリケーション（他のゲームモードにも今後導入予定）