VALORANTにランク&コンペティティブが登場
VALORANT競技プレイヤーの皆さん、こんにちは。パッチ1.02期間中に行われる全世界でのコンペティティブ・マッチメイキングの導入に先立ち、皆さんが事前に知っておきたいであろう情報をお伝えしたいと思います。
VALORANTのクローズドベータ期間中にフィードバックをお寄せくださった皆さんには、改めて多大なる感謝を申し上げます。皆さんのご意見はシステムの改善にとても役立ちました。これらのフィードバックを精査した結果、コンペティティブの導入に際して、いくつかの領域に焦点を当てて改善を行うことにしました。
なお、ランクシステムにさらなる磨きをかけるべく、現在も作業を続けていますので、ご意見がありましたら引き続きお知らせください。皆さんのフィードバックをもとにして、今後も改善を行っていきます。
リリースに伴う変更:
- ランクアイコンと最高ランクの名称をアップデート
- フレンドと一緒にプレイしやすいよう改善
パッチ1.02登場後、少ししてからリリース:
- ランクの進行度
ランクアイコンについて
クローズドベータではランクのアイコンに関して別のものを考えていましたが、皆さんのフィードバックを取り入れ、以下の変更を行いました。
- ランクごとの違いが色彩でより明確に判別できるように
- 対戦評価のビジュアルをそれぞれ改善
また、最高ランクの名称である「ヴァロラント」についても変更を行いました。最高ランクの名称をこのゲーム固有の、またIPに結びついた名前にするのは今でも良いアイデアだと思っていますが、ランクとこのゲームの名称が同じだと混乱を招きかねません。
新たな最高ランクの名称は、パワーあふれるエージェントを意味する「レディアント」になりました。
振り分け戦&プリメイド
私たちはVALORANTがチームプレイのゲームだと考えており、フレンドと協力し、競い合うことは非常に重要です。そこで、振り分け戦をチームメイトと一緒にプレイしやすいようにしました。また、プリメイドの人数に関わらずバランスの取れた対戦を行えるよう、最適化の作業を継続的に行っていきます。バランスの取れた対戦は、VALORANTにおいて常に実現されていなくてはなりません。
振り分け戦において、フレンドとプレイスキルに大きな差があっても、一緒にマッチメイキングを行えるようになりました。ただし、ある程度の限界はあります。例えば、あなたが経験豊富な精鋭プレイヤーで、フレンドがまだ初心者だった場合は、コンペティティブ・インテグリティ(競技の公正さ)と対戦に参加する他のプレイヤーのゲーム体験を守るため、コンペティティブ・マッチメイキングにより同じキューに参加することはできません。
また、プリメイドの人数に関わらず、公正でバランスの取れた対戦が組まれるよう、マッチメイキングの最適化作業を続けています。クローズドベータの終了までに、大半のスキルレベル帯(上位2つのランクに属する精鋭プレイヤー以外)で、公正かつ対等な対戦になるよう格差を縮めてきました。
「イモータル」、「レディアント」ランクのプレイヤーについても、マッチメイキングにある程度の改善を行っています。ですが、現在もこの上位プレイヤー層において、5人のプリメイドかソロプレイかで、わずかに優劣が残っていることは事実です。この問題を改善すべく計画を練っているところですが、年内には詳細をお伝えできるかと思います。
ランクの進行度
VALORANTの各Act期間(約2ヶ月のスパン)で、ランクの進行度を追跡できるようになります。また、各Act期間中のパフォーマンスを確認できる機能も追加されます。パッチ1.02でコンペティティブモードが導入されるとすぐに、バックグラウンドのシステム上でランク進行度の追跡が始まります。ほどなくして、「対戦履歴」から情報を見ることができるようになります。最終的には、クライアント内の別の場所で、そのActでの全体的なパフォーマンス(Act期間中のランクの昇降、最高到達ランクでの勝利状況を含む試合の勝利数など)を確認できるようになります。
今後の方針
プレイヤーの皆さんからは、チームをサポートするコンペティティブ関係の機能、クライアント内トーナメント、12-12で迎えるオーバータイムのより公正な仕様、リーダーボードなどによる詳細なトップランクの比較について、たくさんのご要望をいただいています。現在のところ、全世界でのコンペティティブ・マッチメイキングの導入に焦点を当てて作業を進めていますが、こうした需要にもいずれ応えていきたいと思っています。
VALORANTの競技エコシステムにおいて非常に重要な要素であるチームプレイについては、今後も着目していくつもりです。すべてのプレイヤーがチームとして集まり、白熱した試合を繰り広げる機会を提供したいと考えており、こうしたチームでのコンペティティブな対戦が皆さんの記憶に残る充実した体験になってくれればと思っています。
このトピックについては2020年中にまた詳細をお話しますので、それまでお待ちください。