Ask VALORANT #9

今回は試合の一時停止、クロスヘア設定の共有、対戦待ち中の練習についてです。

Ask VALORANTでは、皆さんから寄せられた質問にお答えします。今回は試合の一時停止、クロスヘア設定の共有、対戦待ち中の練習についてです。



Q

チームごとに1回は試合を一時停止できるようにすべきではないですか?試合中にトイレに行きたくなることだってあるんです。

A

試合の一時停止については、ラウンドの最中およびラウンド開始前を対象に簡単なテストを行ったことがあります。ラウンドの最中の一時停止はゲームプレイに関してさまざまな問題を引き起こし、対戦のコンペティティブ・インテグリティ(競技の公正さ)が脅かされる可能性があります。このコンペティティブ・インテグリティはVALORANTの基礎のひとつだと考えているので、ラウンド中の一時停止は導入しないことを決めました。

とはいえ、時にはトイレに行きたくなることがあるというのは、私たちもよく理解できます。こうした問題に対処できるように、ラウンド開始前の一時停止を導入する方法を考えてみるつもりです。これが導入されれば、勝敗に影響を与えないやり方で対戦を一時停止できるようになるはずです。

私たちが詳細を詰めている間、皆さんにずっと我慢していてもらうのは申し訳ないので、今のうちにトイレに行ってきてください。

─Steven Eldredge(シニアプロデューサー)

Q

「レジェンド・オブ・ルーンテラ」のデッキのコードのように、クロスヘアの設定を共有できるシステムを導入する予定はありませんか?

A

実はクロスヘアのカスタマイズ項目を増やす予定はすでにあり、その延長として、チームメイトやフレンドへのカスタマイズ設定の共有もできるようにするつもりです。“Sharing is caring”(シェアすることは思いやり)と言いますからね。

─Steven Eldredge(シニアプロデューサー)

Q

対戦待ちの間に射撃場で練習できるようになりませんか?

A

技術的には可能ですが、目的に対して効率のよい手段とは言えないので、例えば対戦待ちの間に利用できるエイムトレーニングのような、もっと魅力的なものを代わりに導入しようと考えています。

もう少し詳しくお話すると射撃場は1人でしか利用しないにもかかわらず、サーバー側では通常の5v5の対戦と同じように実行する必要があるので、サーバーの利用効率が10分の1に低下してしまい、とても効率が悪いのです。最も大事なのは実際の対戦ですので、サーバーの処理能力はそちらに回すべきでしょう。

というわけで代替案についてですが、エイムしたくてうずうずしているプレイヤーの欲求を満たすための簡単なエイムトレーニングとしては、「FFAデスマッチ」のようなものに参加できるのがいいのではと考えています。これを実現するには事前にさまざまな技術的な準備が必要となりますが、まずは初期段階として、進行中のFFAデスマッチに途中参加できる機能を検討中です。これは来年の初頭くらいにリリースできる予定です。

──Jared Berbach、リードゲームモードプロデューサー


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